室外機の設置場所がない時の取付設置方法5つ
エアコンの室外機を直置きできない場合でも、下記の取付設置方法でエアコンを導入することができます。
- 屋根置き
- 二段置き
- 天吊り
- 壁掛け
- 立ちおろし
では、それぞれがどのような設置方法なのか、自宅で取り入れられるのか、確認していきましょう。
屋根置き
その名の通り、家の屋根の上に室外機を設置する方法です。
屋根の傾斜角度に合わせて専用の架台を使い、室外機を設置します。
設置場所によっては直射日光や風雨にさらされてしまうため、電力効率が悪くなってしまったり、室外機の劣化が早まってしまったりするデメリットがあります。
とはいえ、ベランダがなくても設置できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
二段置き
元からある室外機の上に室外機を設置する二段置き。 1台目の室外機の上にスペースがあれば設置ができ、1台分の面積で2台の室外機が利用できるのがメリットですね。 ただ1台目の室外機の周辺に棚や柱を設置することになるため、1台目の室外機の電力効率が落ちてしまうリスクがあります。
天吊り
天吊りは、天井から専用の架台を吊り下げ、そこに室外機を設置する方法です。 ベランダに室外機を置けるスペースがない場合によく用いられる取付方法で、通気スペースを確保できるというメリットもあります。 しかし、設置場所が南向きの場合は、直射日光にさらされ電力効率が落ちてしまう可能性があります。
壁掛け
家の外壁に専用の架台を取り付け、そこに室外機を設置する方法。 地面やベランダに室外機のスペースがなくても取り付けが可能です。 しかし、壁掛け工事を行う際、作業の足場を確保できないと取付工事ができません。 また室外機を置く架台によっては、電力効率が落ちてしまうデメリットがあります。
立ちおろし
2階以上に室外機を設置するのが難しい場合に行われる設置方法です。 室外機を1階に置き、そこから室内機のある部屋まで配管を伸ばして設置します。 ベランダがなく、壁掛けや天吊りができなくても室外機を設置できるのがメリット。 しかし、室内機と室外機が離れれば離れただけ、電力効率が落ちてしまうというデメリットがあります。
どうしても室外機が設置できない場合は窓用エアコンという選択肢も
ここまでにご紹介した方法でも「我が家では室外機を設置できない!」という場合は、窓用エアコンという選択肢が残されています。 この窓用エアコンとは、窓枠を利用して設置する、室外機のいらないエアコンです。 室外機と室内機が一体になっているため、運転音が一般的なエアコンに比べ、大きくなってしまうデメリットがあります。 しかし、自分でも取り付け・取り外しができ、室外機が設置できない部屋にもエアコンを設置できるのは、大きな魅力と言えますね。
まとめ|室外機の設置で悩んだら専門の業者へ相談を!
エアコンの室外機を設置できないと思っても、下記のような方法で設置可能です。
- <li屋根置き
- 二段置き
- 天吊り
- 壁掛け
<li”>立ちおろし
ただこれらの取付工事には専門的な知識やノウハウが必要。また取付業者によっては、工事費用が異なるかも知れません。そのため、まずはエアコンの専門業者へ一度相談してみましょう。
もしお近くに相談できるエアコンの専門業者がいない場合は、年間施工件数54万件の株式会社エレコンまで、ぜひご相談くださいね。