エアコンの配管を壁の中へ!隠蔽配管の工事内容や費用、注意点をご紹介
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「エアコンを取り付けたいが、外観の雰囲気が損なわれてしまうため、設置を躊躇している」
「スタイリッシュな室内にしたいからエアコンの配管を隠したい」
という方に向けて、 配管を壁の中に隠し、外観や室内の雰囲気を変えることなくエアコンを設置する隠蔽配管についてご紹介していきます。
実は意外な落とし穴もある隠蔽配管。
この記事を読めば、隠蔽配管の注意点もわかり、自分の家に隠蔽配管が必要なのかわかる可能性も高いので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
部屋の雰囲気をそのままに!隠蔽配管のメリット
隠蔽配管には、家の雰囲気を変えないというメリットだけでなく、外に面していない部屋でもエアコンを設置できるというメリットがあります。
さらに隠蔽配管にすることで、下記のような部屋でもエアコンの設置が可能です。
- 室外機を設置するベランダ・通路が無い部屋
- 高層階の部屋
- 室内機と室外機が離れている部屋
ただ注意点もありますので、そちらも忘れずに確認しておきましょう。
隠蔽配管の注意点(デメリット)4つ
隠蔽配管は、壁の中に配管を隠すため、エアコンの修理や交換する時に費用や時間がかかってしまうというデメリットがあります。
さらに隠蔽配管のデメリットは上記だけでなく、
- 配管が長くなったり、曲がったりすることで効率が落ちる
- 高機能のエアコンには対応できない
- 害虫がわきやすくなる
というデメリットもあるのです。
そのため長期的な視点で考えると、通常のエアコン工事ができる部屋であれば、わざわざ隠蔽配管を導入するのは、オススメできません。
隠蔽配管の工事費用について
隠蔽配管にする場合は、次の2通りの方法があり、費用も異なります。
※費用はあくまで目安です。
- 家を建てる時に、配管だけ先に通しておく(先行配管) 費用:1ヶ所 6,000円
- 配管のスペースだけ確保し、エアコンを取り付ける段階で配管を通す 費用:1ヶ所 10,000円
このように工事費用は高額となるため、メリットだけでなく、費用とデメリットも考慮した上で、隠蔽配管にするか検討するようにしましょう。
まとめ|エアコンの配管を隠したい場合はプロの業者へ相談
ここまで外観や室内の雰囲気を変えることなくエアコンを設置する隠蔽配管についてご紹介してきました。
隠蔽配管は、取り付け費用も高額となり、デメリットもある配管の施工方法です。
また、なんとか自分で施工したいと思うかもしれませんが、大工レベルの技術を要する作業のため、プロの方でない限り隠蔽配管の工事は不可能。
そのため「どうしてもエアコンの配管を隠したい」「隠蔽配管にするしかない」という方は、専門の業者に依頼するようにしましょう。