そのエアコン本当に交換が必要?見極め方と性能を復活させる掃除方法
- トラブル・豆知識
どの家庭でも設置されているエアコンですが、設置・取り外しに専門的な知識を有するということもあり、交換の際にはどうしても費用が嵩んでしまう家電のひとつです。
「最近エアコンの効きが悪い…」と思いエアコンの交換を検討されている方も多いのではないでしょうか。
しかし、エアコンの状況によっては交換ではなく、修理や掃除で性能を復活させることができるのです。
ここではエアコン交換の見極めポイントと性能復活させる方法について紹介します。
エアコンの寿命と交換の見極めポイント
エアコンの寿命は製造される部品などの関係から、10年と言われています。
そのため少しでもエアコンに不具合を感じた場合、対象のエアコンがは製造日から10年以上経過しているのであれば、エアコンの交換がおすすめです。
エアコンからの水漏れや、エアコンの効きが悪い場合は、交換を行わずともエアコンクリーニングで改善する場合も多くあります。
そのため、
- ・電源が入らない
- ・10年以上経過している古い機種
- ・全く風がでない
などの重大欠陥が出ない限りは、修理・エアコンクリーニングの方が安く収まることの方が多いでしょう。
エアコンの性能を復活させる掃除方法
「エアコンの性能が落ちてきた…」という悩みからエアコンの交換を検討されている場合は、まずエアコンの清掃を行ってみてください。
室内機・室外機共に清掃の方法について簡単に紹介していきます。
室内機フィルター
エアコンのフィルターは基本的に前面パネルを開閉して取り外すことが可能です。
掃除を怠っていた場合は、ホコリなどが付着しているため掃除機で吸い取りましょう。
その後、水洗いを行い完全にフィルターが乾いたことを確認した後、元の位置に設置し直してください。
これだけでも、性能が大きく改善することがあります。
室外機フィン
室外機の後ろ側の部分に落ち葉などが詰まっており、室外機がうまく機能していない場合も少なくありません。
また、室外機の周りに植物や置き物を置いてしまったがために、外気を取り入れる経路を防いでしまっている場合もよくみられます。
定期的に目視確認などを行い、室外機の機能を遮っている物がないか確認してみてください。
多少の不具合はエアコンクリーニングで改善される
最初にも少し触れましたが、
- ・多少の異音
- ・エアコン機能の低下
- ・異臭がする
などの不具合が生じている場合は、基本的にエアコンクリーニングで症状を改善することが可能です。
エアコンクリーニングは1年に1〜2回は行っておきたいメンテナンス。
素人では手の届かないような細部の汚れも完全に落とすことができるので、エアコンを起点に好環境な部屋を築くことができます。
「今までエアコンクリーニングを行ったことがない…」という方はまず当社へご相談ください。