賃貸マンション・一戸建てに住んでいてもエアコンをクリーニングしよう！
トラブル・豆知識- エアコンクリーニング
今はほとんどの賃貸には、エアコンが備え付けられており、購入する必要がありません。
しかし、新築でない限り大体が中古です。
前の入居者が去る際にはハウスクリーニングが行われていますが、エアコンの内部までクリーニングされているかはわかりません。
住み始めてからの管理は自分で行う必要があります。
エアコンの汚さは、健康を損ねかねない重要な問題です。
健康を保つ為にも定期的なクリーニングを行いましょう。
入居時にエアコンについて確認しておこう！
エアコンの機種によってスイッチひとつで自動的に簡易的なクリーニングを行ってくれるものや、簡単にフィルターを取り出して汚れを落とせるものもあります。
ただし特殊な工具が無ければ分解掃除ができない場合もあり、メーカーや専門業者の技術者に依頼しなければならないものがあります。
入居前に、エアコンの古さやクリーニングが済んでいるのか、また、クリーニングが必要になった際の費用は誰が負担するのか、不動産や管理会社、大家さんに確認しましょう。
入居中のエアコンクリーニング代はほとんどが自己負担
備え付けられているエアコンがある場合は、
入居後に使用することで生じた汚れについては、一般的な経年劣化を除いて入居者の責任になる契約となっているケースが圧倒的多数です。
そのためエアコンを使用しているうちにホコリやチリを吸い込んでフィルターやタービンが汚れてしまった時のクリーニング代はほとんどが自己負担となります。
フィルターを取り外して水洗いができるような機種であれば簡単に自分でも行えますが、内部の繊細な部分の掃除が必要となれば専門業者に依頼しなければなりません。
大家さんによっては負担してくれる？！
賃貸住宅の中には上下水道や電気、電話やインターネットなどの通信、地上デジタルなどのテレビの受像設備など大切な生活インフラは最
低限揃えなければならないという観点や、競争が厳しい中で資産価値を高めて集客をするという目的からエアコンの整備やメンテナンスも
大家さんの方で面倒を見てくれるケースも増えています。
また、物件の構造によってはエアコンの配管や室外機が、賃貸されたスペースではなく共有スペースなどに設置しています。
そういった場合には入居者個人の管轄を離れているため、
大家さんの方でメンテナンスの責任を負っているので連絡をすれば大家さんの負担でクリーニングが行える場合があります。
管理会社に連絡してみてもいいかも！
管理会社の目的には、物件の整備だけではなく入居者が健やかに暮らすための環境づくりも含まれています。
例えば老朽化が進みエレベーターの故障が多く移動に支障をきたすならば改善する義務があったり、壁が損傷して落下してくる危険があれば早急に対応する必要があります。
特にエアコンでは汚れが原因で故障し、室内を冷却できずに熱中症を発症したとなれば、命を危険に晒すことにもなりかねません。
管理会社の方針によっては、老朽化した設備の修繕と同じようにエアコンのクリーニングを取り扱っており、連絡をすれば対応してもらえるケースもあります。
おわりに
初めから備え付けられていて、ハウスクリーニングが完了しているからと、ついついエアコンの管理が疎かになりがちです。
しかし、エアコンは私たちの生活に欠かせないものであり、使用頻度が高い故に清潔であることはとても大切なことです。
賃貸の場合は、
１、入居する前からエアコンの古さ
２、エアコンクリーニング済みであるか
３、エアコンのクリーニングが必要になった際の費用
この3点について確認しておきましょう。
費用は自己負担がほとんどですが、契約内容によっては管理会社や大家さんが負担してくれることもあります。
