エアコンが壊れちゃったから、壊れたエアコンを処分したい。
新築の家を建てたので、新しいエアコンを購入するので、今まで使っていたエアコンを処分したい。
ただそもそもエアコンを処分する時って、どうすればいいんだろう?
こういったことでお困りの方も多いのではないでしょうか。
そういった方の為に、わかりやすく解説いたします。
1.エアコンは「家電リサイクル法」の対象商品
エアコンは、TVや冷蔵庫などと同じく「家電リサイクル法」が適用される商品になります。
その為、一般の粗大ごみなどと同じように処分することはできません。
「家電リサイクル法」が適用される商品を処分する場合には、リサイクル料金がかかります。
Q.家電リサイクル法って何?
一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。
(引用:経済産業省HPより)
参考ページ:家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)(METI/経済産業省)
2.エアコンの処分費用
1番の項目でも記載しましたが、エアコンは「家電リサイクル法」の適用商品ですので、リサイクル費用がかかります。
それに加えて、それらの商品は、収集・運搬費用が別途かかります。
例)エレコンでエアコン処分をする場合
リサイクル料金(972円) + 収集・運搬料金(3,240円)合計 4,212円
※注 リサイクル料金及び収集・運搬料金はエアコンの種類・台数によって異なります。
3.エアコンの処分方法
◆家電量販店で新しいエアコンを買う際に、古いエアコンを引き取ってもらう
◆リサイクル業者に依頼して、適正に処分してもらう
エアコンを処分する主な方法は、大きく分けて上記の2つになります。
中でも注意しなければいけないのが、リサイクル業者に引き取って貰う場合です。
最近、インターネットで「エアコン処分」「エアコン引取」といったフレーズで検索すると、
【エアコンを無料で回収致します】といった広告などが目に入ってくると思います。
上記でも記載してきた通り、エアコンを処分する際には、必ずリサイクル料金が必要ということが法律で定められておりますので、「リサイクル料金不要」「運搬費不要」などど謳っている業者の中には、無許可で行い適切な処理を行っていなかったり、不法投棄をしている場合があります。
そのため安易に【無料】といったフレーズに飛びつかないように注意が必要です。
Q.家電リサイクルの回収って誰でもできるの?
家電リサイクルの収集運搬には、許可が必要です。
産業廃棄物収集運搬許可証 又は 一般廃棄物収集運搬の許可証が必要になります。
※注 無許可の業者に委託すると廃棄物処理法違反になります。
(引用:家電リサイクルセンターHPより)
参考URL:収集運搬の委託ルールを守りましょう (※PDFで開きます)