エアコンを長年使っていれば、いつかは汚れが溜まるもの。
汚れは悪臭やカビの原因になります。そんなトラブル対策に、お勧めの方法をご紹介します。
エアコンをつけると風に乗って嫌なニオイがする、こうした経験がある人もなかにはいるのではないでしょうか。
エアコンの外側は自分たちで掃除することができても、ニオイがなくなることはありません。
具体的にこの症状があらわれる原因にはどのような点が挙げられるのか、
まずはその対策を含めて一緒にチェックしていくことからはじめていきましょう。
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1.臭い原因はエアコン内部の汚れにあり
ニオイの主な原因はエアコン内部の汚れにあります。
長年蓄積されたホコリはもちろんのこと、機械の内部で湿気が溜まり、そこでカビが繁殖してしまっています。
エアコンの中には自動で内部の掃除をしてくれる機能が備わっているものもありますが、そうでない機種であれば知らず知らずのうちに機械の内部に汚れやカビが蓄積して状態が悪化していきます。
エアコンの風が出る仕組みは、こうした汚れが溜まりやすい部分に風が通って外に流れるので、当然その風と一緒に不快なニオイ、カビの成分も部屋中にまき散らされることになります。
アレルギー持ちの人や呼吸器系が弱い人であれば、これが原因で体調にも支障をきたしてしまうことも考えられます。
もちろん、すべての人がそうというわけではありませんが、エアコン内部の汚れはできるだけ早く対処するほうがよいでしょう。
2.自分で簡単に出来るエアコン悪臭対策
エアコンのニオイを自分でとることはできるのか?
実は簡単なものであれば、市販の消臭スプレーや掃除グッズを使って対処していくことが可能です。
消臭スプレーはその名の通り、機械内部に吹きかけるだけで周辺の消臭ができます。
ほんの少しの手間でトラブルが解消されるので消臭スプレーは最も手軽でおすすめの方法です。
ただ消臭だけではその根本を解決することはできません。
そこでおすすめしたいのが、市販の掃除グッズです。
エアコン内部の汚れを溶かして浮き出させる効果のある洗剤、これを機械の外側から吹きかけて汚れを取り除いていきます。
しかし、エアコン自体を分解して掃除することはできないので、素人が出来る範囲はこの程度にとどめられます。
とはいえ、軽度の症状であればこの対応でも十分効果は見込めますし、定期的に掃除をしておけば症状がそれ以上悪化することは無くなります。
プロに依頼するのが早くて確実
長年蓄積された汚れを一掃したい、自分では汚れが取れなかった、
そんな時にはプロのエアコンクリーニングを受けるのが一番です。
機械の奥にたまった汚れも手早く、確実にきれいにしていく事ができますし、素人が余計な手間をかけて状態が長引くこともなくなります。
多少費用は掛かりますが、手っ取り早くエアコントラブルを解決するにはこの方法がベストです。