EVとは電気自動車のことを示す言葉で、ここ数年で普及し始めている車を動かす動力源にガソリンの代わりとして電気を動力として用いて、動かす自動車のことです。
最近では電気のみを動力源にするもの以外に電気とガソリンの両方をエンジンとしてもち、電気の残量がなくなっても、ガソリンに切り替えて走行を続けることができるハイブリッド型も現れてきています。
電気自動車の充電は専用のコンセントを使い、設置場所は主にガソリンスタンドなどになりますが、一般家庭でも専用の工事をすることにより自分で充電を行うことが可能になります。
今回は家庭で電気自動車を導入した際に役立つ情報を、発信したいと思います。
V2Hで電気自動車が巨大な蓄電池に!?
V2Hとは電気自動車に蓄えられている電気を、家庭に流すように変換し、使うことのできるシステムのことをさします。
V2Hは対応している電気自動車と専用の変換コネクタのパワーコンディショナーが必要になります。
このV2Hのメリットはもし停電等で配電盤のブレーカーが落ち、電気が止まってしまっても、緊急措置として電気自動車の電機を使うことができる点にあります。
使っている間は自動車を動かすことはできませんが、停電や災害時でもある程度日常の生活を送れるというのは魅力的です。
上手く活用すれば電気代を節約に!
V2Hシステムは活用の仕方しだいで電気代を節約することができます。
例えば1日を昼間・夜間とわけたさいに、一番電気がかかってしまう時間帯といえば昼間の時間帯になります。
この時に家庭の電気の動力源に電気自動車を蓄電池の代わりとして使うことで、日中にかかる電気代を節約することが可能になります。
また、電気自動車のほうは電気を使うことが少ない夜間に充電すれば、次の日の日中にまた蓄電池代わりとして使うことができます。