エアコンにカビが生えてしまった!そんな時のためにオススメのカビ取り方法をご紹介

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えれこん ハンズアップ 透過済

今年の夏も頑張ってくれた我が家のエアコン。外から見るときれいだけど、中を覗くと黒いカビのようなものがびっしり! 

そんな方に、ご自分で出来るメンテナンスとカビ予防の方法をご紹介します。知識がないまま適当にやってしまうと、思わぬ故障や事故につながることもあります。大切なエアコンを壊してしまわないよう、慎重に作業しましょう。                                                         

  きつね「大事なエアコンを自分できれいにするコン!」

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1.自分で出来るエアコンの分解方法

(1)カバーの外す

まずは安全のためにコンセントを抜きます。アース線が刺さっている場合はそちらも抜いておきましょう。プラスドライバーで簡単に外せます。

次に、カバーを外します。たいていの機種は手で持ち上げれば外れるようになっています。

 

(2)フィルターの外す

次に、フィルターを取り外します。フィルターはどこのメーカーも1か月に1度くらいのお掃除を推奨しています。カチッとはめたりひっかけているだけだと思いますので、簡単に外せるはずです。お掃除機能付きエアコンの場合はフィルターを自動でお掃除してくれるはずです。お掃除機能付きエアコンなのにフィルターにほこりがたまってしまっている場合は内部のクリーニングが必要かもしれません。ぜひ一度、当社にご相談ください。

 

(3)ルーバーの外す

次に、ルーバー(吹き出し口)を外します。ルーバーは真ん中と両端の三か所で固定されています。真ん中の部分は少し持ち上げながら引っ張れば外れると思います。

次に左側を抜き取ります。ルーバーの素材は少ししなるように柔らかくなっていますので、そのしなりを利用します。力を入れすぎると折れてしまうので気を付けましょう。

最後に右側は、外せる角度が決まっています。回しながら外れる角度を探してみましょう。

 

(4)その他の部品は触らない方がいい?

ここまで取り外すと、本体カバーと熱交換器が見えている状態になると思います。本体カバーも自分で外せないことはないのですが、外すと配線部が出てきてしまいます。水濡れ等での故障のリスクが格段に上がりますので、これ以上のクリーニングはプロに任せていただいくことをお勧めします。また、外さずに洗い流す市販のスプレーもありますが、こちらもあまりお勧めできません。薬品が残ってしまう、さびてしまうなどのリスクがある上に、結局完全にきれいには出来ないので、リスクに対してメリットが少ないというのが実情です。

2.エアコンのカビ掃除方法

(1)水洗いしてアルコールで拭き取る

取り外したパーツは、まずはお風呂場などで水洗いしてみましょう。よほどひどい汚れでなければ、充分取れるはずです。フィルターは強めのシャワーで網目の中を吹き飛ばすようにすると簡単です。細かいところは使い古しの歯ブラシなどでこすりましょう。

水洗いだけだと、またすぐにカビが生えてしまう場合があります。なので、一度水気をふいてから市販のアルコールで除菌するとより効果的です。残っているカビの胞子を死滅させるので、水洗いだけで終わるよりもカビが生えにくくなります。

 

(2)中性洗剤で洗う

水洗いだけでは落ちない頑固なカビは、中性洗剤で洗ってみてください。お風呂掃除用、食器用などの普段使いのもので充分です。市販の中性洗剤であればほとんどリスクはありませんが、洗剤を使う場合はしっかり洗い流すことをおすすめします。

 

(3)重曹や漂白剤を使う

洗剤でも落ちないようなしつこい汚れは、重曹や漂白剤を使うという方法もあります。特に重曹は健康リスクも低いので、自宅にある場合は使ってみるといいかもしれません。漂白剤は体への影響もありますので、ゴム手袋をして作業するのをおすすめします。

 

完全分解クリーニングなら、自分では落とせないしつこい汚れもプロがしっかり落としてくれます。汚れがどうしても気になるという方は、ぜひご検討ください!

3.エアコンのカビを防ぐために! 定期的にやりたいカビ予防法

せっかくきれいにしたエアコン。どうせならずっときれいに使いたいですよね。最後に、毎日できるカビ予防法をご紹介します。

 

(1)送風運転で毎日のカビ予防

カビが発生する主な原因は、エアコン内部にほこりと湿気が溜まってしまうことです。逆に言えば、この両方が揃っていない状態ではカビが生えにくいということになります。送風運転は、簡単にできる湿気対策です。3~4時間くらいの送風運転で、簡単に内部の湿気を取り除くことができるのでお勧めです。

 

(2)最低温度で運転して臭いを洗い流す

既に臭いが出始めてしまっているときは、一番低い温度での冷房運転をお勧めします。この時、お部屋の窓は開けっぱなしにすると良いでしょう。低い温度で冷房をかけると、内部の熱交換器には大量の結露水が出ます。この水がドレンパンとドレンホースを流れることで、簡易的な洗浄効果を得られます。もちろん、きちんと分解洗浄するときのような絶大な効果は望めませんが、一時的な応急処置にはなります。とりあえず臭いを何とかしたいときには、試してみてもいいかもしれません。運転目安は2~3時間です。

ちなみに、日立の一部機種では内部を一度凍らせてから溶かすことで一気に洗い流す「凍結洗浄」という機能がついています。カビは0度以下では繁殖できないので、カビの抑制と洗い流し効果が期待できるという機能になっています。

 

(3)最高温度で運転してカビを死滅させる

逆に、内部を高温にしてカビを死滅させるという方法もあります。高温で暖房を稼働させると、内部の熱交換器は40度以上の高熱になり、乾燥します。カビが繁殖できるのは40度くらいまでとされているので、温度と乾燥のダブル効果でカビの抑制が期待できます。

富士通の過熱除菌という機能付きのエアコンでは、特殊な技術で熱交換器を55度まで加熱します。ほこりは洗い流されませんが、50度以上でかなりの菌が死滅するので、カビ抑制効果は高くなっています。

 

(4)フィルターのお掃除

フィルターのお掃除でほこりを取り除くのも、カビ予防に効果があります。べったりとこびりついた汚れでなければ、掃除機で吸うだけでも十分な効果があります。お掃除機能付エアコンなら自動できれいになるはずですが、きれいになっていないときには内部でほこりが詰まっている可能性が考えられます。ぜひ当社にご相談ください

かび臭いエアコンを中までピカピカにするなら、エレコンの完全分解クリーニングがおすすめ!

今すぐできるエアコンカビの予防対策

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ご自身でのクリーニングでもある程度きれいを維持できます。内部まで徹底的にやりたい場合は、ご自身ではもちろん、お掃除業者の壁掛け洗浄(高圧洗浄機やスチームクリーナー)でも難しいことが多いです。エレコンの完全分解クリーニングなら、細かい汚れまで徹底的に除去できるので、大切なエアコンを長くお得に使いたい方に特にお勧めです。

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