エアコン工事には専用コンセントが必須!必要な理由と交換工事の概要
- エアコン工事
エアコンを買い替える場合、設置する部屋に適した容量のエアコンを選定する必要があります。
しかしそれと同時にエアコンを設置する箇所周辺のコンセントの形状を確認しなければいけません。
確認を怠った場合、すぐにエアコンが使えなかったり、追加工事が必要となる場合も…
そこでここではエアコンのコンセントを確認するポイントと交換工事の概要について紹介していきます。
エアコンに使用するコンセントで確認すべき3つのこと
エアコンは他の家電と違い大きな電力が必要となります。
そのため専用のコンセントが必要となるのです。
エアコンに適したコンセントかどうかを見極めるポイントは大きく3つ。
- エアコン専用のコンセントになっているか
- コンセントの対応電圧とエアコンの電圧
- コンセントの形状とエアコンプラグの形状
それぞれについて詳しく説明していきます。
エアコン専用のコンセントになっているか
普段使用しているコンセントは穴が2つの仕様になっていますが、エアコンに使用するコンセントは穴が3つになります。
そのため専用のコンセントでないとエアコンのプラグをさすことができないでしょう。
仮に2つの穴のコンセントにさせたとしても、電力が足りずブレーカーが落ちたり最悪の場合発火する恐れがあるのです。
そのためエアコン専用のコンセントになっていることを確実に確認しましょう。
コンセントの対応電圧とエアコンの電圧
エアコン以外のほとんどの家電は基本的に100Vの電圧で稼動するものがほとんどです。
しかしエアコンは容量が大きいものになると200Vが必要となります。
そのため、エアコンに使用したいコンセントに100Vしか電圧が来ていない場合は200Vに電圧を変更させるための追加工事を行う必要があるのです。
事前に確認しておくことでスムーズにエアコンの取り付けができるので、再度コンセントの仕様を確認してみてください。
コンセントの形状とエアコンプラグの形状
エアコン専用のコンセントがあったとしても、購入したエアコンのプラグ形状が専用コンセントの形と合っていない場合も追加工事が必要となります。
エアコンのプラグの形状は購入したエアコンの容量により異なります。
そのため、自分が欲しいと思うエアコンのプラグの形状とコンセントの形状が同じものか事前に確認してください。
もしエアコンのプラグの形状を変更したい場合は、オプション工事を行えば変更することが可能です。
エアコンコンセントの交換工事概要
上記で紹介したは3つのポイントがなされていない場合はコンセントなどの交換工事が必要となります。
その場合は取り付け費用と合わせて追加工事費用が加算されるため注意してください。
ここではそれぞれの追加工事の相場にを表にまとめました。
工事名 | 相場金額 |
---|---|
エアコン専用コンセント増設 | 13000〜16000円 |
コンセント電圧変更 | 3000円〜5000円 |
コンセント形状変更 | 2000〜3000円 |
※こちらのデータは2019年時点のものです
エアコンのコンセントの変更について
エアコンのコンセントの変更はDIYの一環として行うのは厳禁です。
少しでも手順を間違えてしまうと命にも危険が及ぶため絶対にやめましょう。
多少費用がかかってでもエアコンの業者に依頼することを強くおすすめします。