やってはいけない!エアコンの電源コードの改造・延長
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エアコンを取り付けするときに専用コンセントを使用または増設する作業が必要になります。
ただ、増設をするにしても金額がかかってなかなか判断に踏み切りにくいときがあると思います。
それで作業している業者に相談したら増設をせずに電源コード自体を、つなぎ合わせるようにして、改造していることもあるかもしれません。
しかし、そのような改造電源コードを使ってエアコンを使っていると、火災や漏電・エアコンの故障に繋がる不具合などが発生することもあります。
今回はなぜ電源コードの改造・延長がダメなのか見ていきたいと思います。
エアコンは家電の中では、使用する電力が多く、そのまま他の家電と組み合わせて使うと、
ブレーカーが落ちたりすることが発生するので、エアコンの取り付けの作業の際にエアコンだけで使う専用回路を内蔵している、電源を作ってやる必要があります。
これはエアコンの取り付け工事をするときに必ず必要になり、専用回路がない建物で回路の増設をしないで、業者にエアコンの取り付け依頼をしても、断られることがあります。
専用回路のあるなしで何を大げさな・・・と思われるかもしれませんが。これはお客の安全を守るためにとても大事な作業になります。
次にエアコンの電源コードの改造・延長コードの使用がダメな点ですが、エアコンの設置予定の場所によるのですが、エアコンの電源コードの長さが足りない場合が出てきます。
事前にわかっていれば対応は打ち合わせをして考えることができるのですが、取り付け作業中にわかると難しく、現場の判断で手持ちの電源ケーブルを使い、銅線をむき出して、エアコンの電源コードにつなぎ合わせて、延長していることがあります。
これは使っているうちにむき出しになっている銅線から火花や焦げたにおいが発生していき、出火・火事などの事故、また、エアコンの故障になる不具合が発生することもあります。